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NVIDIA CUDA-X AI および HPC ソフトウェアスタックがマーベル社の ThunderX プラットフォームで利用可能に

エネルギー効率の高い高性能コンピューティング向けの業界をリードするアプリケーション結果を推進

カリフォルニア州サンタクララ発(2019 年 11 月 18 日) – マーベル(NASDAQ: MRVL)は本日、Arm® ベースとした ThunderX™ ファミリー・サーバープロセッサー上で NVIDIA GPU サポートが得られることを発表しました。  NVIDIA 社は6 月の発表で、CUDA を Arm アーキテクチャに導入することを公表しましたが、マーベルはその後 NVIDIA 社と共同で CUDA-X AIおよび HPC ライブラリ、GPU 加速 AI フレームワーク、ソフトウェア開発ツールを ThunderX プラットフォーム上に移植しました。  マーベルの最新の 64 ビット Armv8-A ベースのサーバープロセッサーである ThunderX2® のコンピューティング性能とメモリ帯域幅は、NVIDIA GPU の並列処理機能と組み合わせることで、エネルギー効率の高いエクサスケールコンピューティングを実現するために魅力的なロードマップを提供します。

近年人工知能(AI)および機械学習(ML)は、クラウドおよびネットワークエッジにおけるデータセンターサーバーの要件にとってまずます不可欠なテクノロジーコンポーネントになっています。  これらの進化する AI や ML ワークロード、さらに科学や研究における最も困難で複雑な問題に対処するためには、スーパーコンピューターに対して最先端の処理能力やアプリケーションレイテンシ、およびパワーが提供できるよう最適化されたプロセッサーが必要といえます。

GROMACS、NAMD、MILC、LAMMPS など科学計算アプリケーションに対して最初に焦点を当てた ThunderX2 構成は、さらに GPU 対応のシステムとなることで複合型アプリケーションをより高性能化・高効率化を推し進める機能強化を得て、魅力的なパフォーマンスを示しています。

「マーベルの ThunderX2 サーバープロセッサが NVIDIA GPU をサポートすることで、エクサスケールのコンピューティングを行う時代に求められる優れたパフォーマンスと低消費電力を実現するという、明確な価値を提供できます」と、マーベル・セミコンダクターの Server Processor Business 部門の次長兼ゼネラルマネジャーである Gopal Hegde 氏は語ります。  「Arm アーキテクチャ上で NVIDIA GPU のアクセラレーションを利用できるため、HPC、クラウド・コンピューティング、エッジ市場向けの ThunderX2 のエコシステムが拡大し、システム・ソフトウェアから商用の ISV アプリケーションにかけて、低レベルのファームウェア全体に革新をもたらすことができます」

「ThunderX2 プロセッサの CUDA アクセラレーションの可用性は、Arm アーキテクチャーの電力効率と高性能といった特徴をインフラストラクチャー市場にもたらす意義深く画期的な出来事です」と Arm のシニアバイスプレジデント兼ビジネスインフラストラクチャーラインのゼネラルマネージャーである Chris Bergey 氏は述べています。  「そのエコシステム全体にわたる革新の幅広さと深さは、エッジからクラウドまでの既存および将来の GPU ワークロードを容易に移行する経路と安定したサポートを可能にします。

また、 Arm のアクセラレーテッドコンピューティング NVIDIA GPU は、次世代の AI 対応スーパーコンピューターを構築する際に、世界中のお客様に幅広い選択肢を提供しています」と NVIDIA のバイスプレジデント兼アクセラレーテッドコンピューティング部門のゼネラルマネージャーである Ian Buck 氏は語っています。 加えて同氏は、「NVIDIA の比類のない AI と HPC 用プラットフォームとマーベルの強力な ThunderX2 Arm ベースのサーバープロセッサーを組み合わせることで、すでに優れたアプリケーション性能を実現しています」と述べています。

 

エコシステム

ThunderX2 は、最も広くサポートされている Armv8-A サーバープロセッサーであり、商用、オープンソース、および業界標準の取り組みにわたる 100 を超えるパートナーのエコシステムを備えています。  NVIDIA の完全なソフトウェアスイートのサポートにより、 ThunderX2 システムで 600 を超える HPC アプリケーションと AI フレームワークを高速化することができます。

「マーベルとの提携により、 SC8000 コンピューティングアクセラレーション拡張プラットフォームで、業界先進の ThunderX2 のパフォーマンスでサーバーをサポートできるようになり、データセンターの AI 機能を多くのエッジアプリケーションにもたらすことができます」と、ワンストップシステムズ社の CEO である Steve Cooper 氏は述べています。  加えて同氏は、「 SC8000 は、NVIDIA Tesla GPU と NVLink および Arm サーバーを組込んだ業界初のソリューションです。 Arm ベースのアーキテクチャーをソリューションに追加することで、お客様のAI上のフライエッジアプライアンスの使用事例の価値が高まります」と語っています。

レッドハット社のシニアバイスプレジデント兼最高技術責任者である Chris Wright 氏は、次のように述べています。「 Red Hat とマーベルは、 Arm サーバーエコシステムで協力し、オープンな業界標準をエンタープライズ Arm アーキテクチャーにもたらしてきました。  CUDA-X SDK およびライブラリと組み合わせた ThunderX ベースのシステムで NVIDIA GPU を有効にすると、 Red Hat プラットフォーム上で、 HPC、AI、 および ML アプリケーションを実行するためのアーキテクチャーに関する顧客の選択がサポートされます」

SUSE 社のバイスプレジデント兼製品およびソリューション管理担当の Daniel Nelson 氏は、次のように述べています。「SUSE とマーベルは、 Catalyst UK の展開で最近見られたように、強力な HPC コラボレーションの成功実績を持っています。  NVIDIA の GPU とマーベルの ThunderX2 での HPC、AI、および ML アプリケーションのサポートを追加することで、このコラボレーションを構築できることを嬉しく思います。   SUSE は、 Arm エコシステムで追加の最適化とソフトウェアインフラストラクチャーサポートを推進することを期待しており、デンバーで開催される SC19 産業会議で GPU サポートをデモンストレーションします」

NVIDIA GPU サポートを備える Marvell®ThunderX プラットフォームは、コロラド州デンバーで 2019 年 11 月 22 日まで開催される高性能コンピューティング、ネットワーキング、ストレージ、および分析のための国際会議(SC19)で、マーベル社のブース(#349)においてデモンストレーションされます。

 

マーベルについて

マーベル・テクノロジーグループは当初、かつて不可能と思われたデータの転送速度を可能にしてデジタル・ストレージの世界に革新をもたらしました。 マーベルのストレージ、プロセシング、ネットワーキング、セキュリティ、コネクティビティソリューションの中核には、同様の画期的イノベーションが今なお息づいています。 最先端の知的財産とシステムレベルの深い知識により、マーベルの半導体ソリューションは、エンタープライズをはじめ、クラウド、自動車、産業機器、消費者市場を変革し続けています。 マーベルの詳細については、次のサイトを参照してください: http://www.marvell.co.jp/

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