Santa Clara, California (March 6, 2019) – Marvell (NASDAQ: MRVL)は 本日、Oracle Cloud Infrastructure のお客様が キー管理サービスを介して統制する暗号キーに、連邦情報処理規格(FIPS)140-2 レベル 3 認定のハードウェアセキュリティモジュール(HSM)を使用した、セキュアキーストレージを提供するオラクル社との戦略的な提携を発表しました。
企業がパブリッククラウド環境に移行するにつれて、安全なキー管理は企業やお客様のセキュリティにとって不可欠な側面となりました。 FIPS - 米国連邦商務省の米国標準技術局(NIST)によって確立された一連のコンピュータセキュリティ規格 - は、すべての連邦機関に対して、機密でありながら分類されていない情報を保護するため、一定レベルのセキュリティを作成するように設計されており、デジタル資産を保護するためのベンチマークとなっています。
マーベルのセキュリティ製品は、10 年以上にわたり、高性能、高いレベルの保証、コンプライアンス、セキュリティなどのニーズに対応する規制対象市場で、FIPS 認定のセキュリティソリューションを提供してきました。 一方でオラクル社は最近、キー管理サービスを始めました。これにより、お客様は自分のワークロードをクラウドに移行し、Oracle Cloud Infrastructure のお客様により安全に保管、管理される暗号化キーによって、保護データを確保できます。 マーベルとオラクル社の補完的なソリューションが共に連携することで、規制のある業界にクラウド環境のための高度で安全、かつスケーラブルで堅牢なキー管理機能を提供します。
「オラクル社との提携により、マーベルはクラウドプロバイダーへの FIPS レベルのソリューション提供における、明確なリーダーとしての地位を確立し、当社の LiquidSecurity HSM 製品の成熟度を実証しています。」と、マーベルセミコンダクタのネットワーク・プロセッサーグループの最高戦略責任者兼エグゼクティブVPである、ラゲブ・フセイン氏は述べています。「マーベルは 、多数のキー、ドメイン、管理と移行の容易さ、高帯域幅接続などのためのストレージを備えた、安全で認証された展開を必要とするクラウド顧客のニーズの変化に取り組んでいます。」
また、「Oracle Cloud Infrastructure の集中型キー管理サービスは、マーベル社の FIPS 認定 HSM に支えられて、お客様が管理する暗号化キーによってデータを保護します。」と、オラクル社のソフトウェア開発担当シニアバイスプレジデントであるラフル・パティル氏は語りました。 「このコラボレーションにより、Oracle Cloud Infrastructure のお客様は、業界先端のセキュリティ標準を活用して、クラウド内の暗号化キーを管理できます。」
マーベルについて
マーベルは当初、かつて不可能と思われたデータの転送速度を可能としてデジタルストレージの世界を大きく変えました。 マーベルのストレージ、プロセシング、ネットワーキング、セキュリティ、コネクティビティソリューションの中核には、そのような革新性が今日でも息づいています。 先進的な知的財産と詳細なシステムレベルでの知識をもとに、マーベルの半導体ソリューションはエンタープライズ、クラウド、自動車、産業機器、そして民生機器の市場を変革し続けています。 マーベルの詳細については、 https://jp.marvell.com/.
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オラクル社について
Oracle Cloud は、ERP、HCM、CX 用の完全な SaaS アプリケーションスイートに加え、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地のデータセンターからクラス最高のデータベースプラットフォームとしてのサービス(PaaS)や、インフラストラクチャとしてのサービス(IaaS)を提供します。 オラクル社(NYSE:ORCL)の詳細については、 oracle.comをご覧ください。
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