Santa Clara, California (March 4, 2019) – Marvell (NASDAQ: MRVL), 本日、マーベルはエンタープライズ・データセンターおよびプライベート・クラウド用製品である LiquidSecurity® Network Hardware Security Module (HSM) を発表しました。 この専用ソリューションは、マーベルのスケーラブルなクラウドを中心としたセキュリティシステム製品で、パブリッククラウドへの展開の成功例を活用し、テクノロジーリーダーシップをそのままエンタープライズ環境にまで拡張します。 LiquidSecurity ソリューションは、信頼性が高く優れたパフォーマンスを持ち、拡張性の高い HSM を用いて、エンタープライズ・データセンターとプライベート・クラウドに提供します。この HSM はシンプルで安全性の高いユーザーインターフェイスを備え、管理のしやすいものになっています。 今回新しく立ち上げたこの HSM は、FIPS(連邦情報処理標準)140-2 のレベル 3 のセキュリティを実現しています。また、Amazon CloudHSM、Google Cloud Platform Cloud HSM、Oracle Cloud Infrastructure Key Management など、複数のパブリック・クラウド・プロバイダーが、既に HSM を配備しています。
今日では、データの作成と利用量の増加に伴い、データセンターの仮想化が推し進められています。 従来型の企業クラウド展開は、プライベートからパブリックなクラウドモデルへと移行が進んでいます。これは、リソースを同じ場所に配置し、複数のサービスで共有できるためです。 セキュリティソリューションの目的は、攻撃からの保護です。しかし、その多くはクラウド環境下での運用を想定して設計されていません。 マーベルの LiquidSecurity Network HSM は、絶え間なく進化するセキュリティ、というエンタープライズおよびクラウドデータセンターの需要を満たすものとして開発されました。また、それと同時に、完全自動環境での素早い配備、遠隔管理も実現しています。
「Marvell LiquidSecurity HSM は大きな変革をもたらします。データセンターの配備においていっそう求められつつある、無制限のクライアントライセンス、高い可用性、負荷分散、マルチロール・ポリシーなどの、真の意味での拡張性を提供するソリューションなのです。」と、マーベル・セミコンダクターのセキュリティソリューション・ゼネラルマネージャーである、テジンダー・シン氏は語っています。 また、同氏は「Amazon 社、Google 社、Oracle 社などとの提携関係のおかげで、パブリッククラウドにおけるエンタープライズ・クライアントの展開を、高い次元で保護できています。この堅牢で安全性の高いシステムを、エンタープライズおよびプライベート・クラウド・データセンターに導入する。このことに我々は心を躍らせています」とも語っています。
製品の供給について:
高い信頼性を誇るこのソリューションは、現在、初期導入企業の皆様にサンプルを提供中です。量産化は 2019 年第 2 四半期を予定しています。
Marvell LiquidSecurity の主な特長:
マーベルについて
マーベルは当初、かつて不可能と思われたデータの転送速度を可能としてデジタルストレージの世界を大きく変えました。 マーベルのストレージ、プロセシング、ネットワーキング、セキュリティ、コネクティビティソリューションの中核には、そのような革新性が今日でも息づいています。 先進的な知的財産と詳細なシステムレベルでの知識をもとに、マーベルの半導体ソリューションはエンタープライズ、クラウド、自動車、産業機器、そして民生機器の市場を変革し続けています。 マーベルの詳細については、 https://jp.marvell.com/。
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